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お宮参りの着物をレンタル!コスパが高いお店の選び方と3つの注意点

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お宮参りとは赤ちゃんが生まれてから、神社に参拝して、 氏神様に子供の誕生を感謝し、すこやかな成長を祈る、子供にとっても一生に一度の神聖なイベントですから、子供は赤ちゃんでも神様に失礼のないように、正装でお参りします。

お宮参りは、子供が生まれてから約30日前後(地域によっては50日前後や100日の場合もあり)という、産後のまだまだ慌しい中に行います。

赤ちゃんが生まれて、男女がはっきりしてからお宮参りの準備をするのは、時間的にも大変です。 かといって、生まれる前にお宮参りの用意をするのも無理がありますので、最近はレンタルでのお宮参りも好評ですね。

お宮参りの衣装をレンタルするにも、コストパフォーマンスの良し悪しはお店によって様々です。 まずは、お店の探し方をコスパの面で検証してみましょう。

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お宮参りの着物をレンタルする場合のお店の選び方

和装の一番のポイントは掛け着(産着)

子供が主役のお宮参りは掛け着(産着・初着・祝着・熨斗のしめ・・地方によって色々な言い方があります)が一番のポイント

掛け着は赤ちゃんが着るのではなく、抱いている人(昔は父方の祖母、今は母方の祖母でも、お母さんでもOK)が赤ちゃんと自分を覆う着物です。

男の子なら勇ましい鷹や竜、兜におめでたい松や竹の柄を合わせたものが選ばれます。 色も黒やグレー・紺色の他、最近は青、緑、黄色といった様々な種類もお店によっては増えてきました。

女の子の場合は、牡丹や芍薬・桜の花柄や友禅模様の古典柄に花車や御所車をあしらったピンクや赤の華やかな掛け着が人気です。

お店によっては最近は夏物の絽の産着も取扱いがあります。どちらにしても、掛け着のサイズは同じですので、お好きな色と柄があるかどうかがお店選びのポイントになるでしょう。

産着の素材(正絹と化繊)の違いと選び方

正絹と化繊では、正絹の方が着心地が良いですね。体に吸い付くように合いますし、着崩れも少なく、静電気もおきづらいのが魅力です。

ただし、最近の化繊の着物も着心地は随分と良くなり、色も鮮やかでキレイです。

お宮参りの産着は七五三(女の子は三歳、男の子は五歳)に仕立て直しをする場合もあるので、その場合は値段が高くても正絹を選ぶことが多いです。

お宮参りの時は、掛け着は赤ちゃん本人が直接着るものではないので(掛けるもの)着心地はあまり気にしなくて大丈夫ですので、レンタルの場合は着心地で正絹・化繊と意識することはありません。

ちなみに、値段は正絹の方が化繊に比べて高いのが、購入・レンタルにかかわらず一般的です。 正絹の掛け着が化繊と同じ様な金額であれば、それは若干古いものの可能性があります。

ただ、七五三やお宮参りでは、親や兄弟の使った着物を使うのはよくある話ですから、レンタルで使用感のあるものを着ていても神社で見劣りすることはありませんので、安心してください。

男の子の産着は家紋(五つ紋が基本)に注意

男の子の場合のみ、産着に五つ紋(胸に二つ、背中に一つ、袖の裏側に二つ)がなくてはいけないと言われています。 

紋は嫁ぎ先の家のものが基本ですが、地方によって考え方は分かれるようです。 お宮参りの掛け着は妻側の家が用意するということから、妻の実家の紋をつけるという考え方もあります。

レンタルで衣装を揃える時、業者によって家紋を選べる場合と選べない場合があります。

選べない業者でも紋は一般的な家紋(五三の桐など)が付いてますから、こだわりの無い場合は付いている紋をそのまま使ってもよいでしょう。

選べる場合も、業者が用意した見本の中から選ぶ場合と、オーダーで注文できる場合があります。

家紋の種類は多いので、珍しい家紋に対応できるレンタル業者は少なく、オーダーの場合も追加料金や時間(数日)がかかると思います。 まずは、夫方か妻方どちらの紋にするかを家族で決めて、紋の形を確認してから業者に問い合わせをしてください。

なお、家紋がわからない場合は墓石で確認できます。着物の紋も参考にはなりますが、母親の場合は嫁ぐ前に用意した着物は実家の紋、結婚してから仕立てた着物は婚家の紋となりますので、確認する場合は注意が必要です。

また、女の子の場合には一般的に家紋は入りませんが、一部地域によっては一つ紋を入れる場合もあるそうです。

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レンタル産着のお得な割引セットの有無

子供の一生に一度のお宮参り、お母様やお婆様も正装でいかがでしょう。 着物の正装は訪問着・付け下げ・紋付きの色無地・・と色々あります。

ご自分の着物でしたら良いのですが、知人・友人に着物を借りるのであれば、お礼を考えたり、長襦袢や小物を自分で用意したりと思いのほか大変なことが多いのが実情です。

また返却する際も、汚れを確認したり、着物を干したりと大変です。 レンタルなら、準備も簡単なら後片付けも楽。 子供の掛け着と一緒に簡単にたたんで返却すればOKですから。

大人の着物も子供の掛け着と一緒にレンタルすれば、割安(20%~30%OFF)になるお店もあります。 着付けをする会場にレンタル品を送ってくれるサービスもあるそうです。

赤ちゃんを抱っこする時の掛け着と色や雰囲気を合わせた着物がレンタルできれば、記念写真のバランスも良くなります。

掛け着の下に何を着せる?

普通の普段に着ている肌着(短肌着と長肌着)の上に 白羽二重を着せるのが昔からのやりかたですが、 最近はベビードレスを着せるのも多いですね。

特に、白のレースが人気です。出産病院から退院する時の為に購入される方も多いですが、その時に購入していないなら、お宮参りの後に 使う機会はありませんんから、レンタルでも良いと思います。

季節に合わせて、赤ちゃんの負担にならないものを選んであげましょう。

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お宮参りの着物をレンタルする場合の3つの注意点

産着以外に必要な小物のレンタル可否

白帽子、白よだれかけ(スタイ)、お守り、扇子がお宮参りの時は必要な小物となります。 

これらの小物が別途レンタルの場合もあれば、小物だけ購入の場合や、掛け着とのセットに含まれている場合もあります。小物がレンタルセットに含まれている場合は値段とセットで、どちらがコストパフォーマンスが良いか比べて下さい。

なお、地域によって若干小物が違う場合もあります。地元のレンタル業者ならそちらにお任せした方が良いでしょうが、 ネットで遠隔地の業者に注文する場合は、事前に何の小物が必要かお参り予定の神社に確認すれば間違いないでしょう。

帽子は冬場は寒さ対策、夏は日よけ対策ですので、どの地域でも必需品ですが、帽子の場合は大きさに注意が必要です。 頭が大きくて、せっかくの帽子がかぶれない場合があるのです。

大きさを調整できるフードタイプなら問題ありませんが、キャップタイプの大黒帽子は調整不可なので頭の大きな赤ちゃんは使えない可能性もありますね。

顔が小さい赤ちゃんでも頭が逆三角形の形の場合、頭周りが大きい場合があるので注意が必要です。

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レンタル延長料金の目安

子供はちょっとしたことで熱を出したり、急に体調が悪くなることが多々あります。また、悪天候の場合も赤ちゃんや産後間もないお母さんに負担が大きくなりますから、その様な時は日を改めるのが無難です。

お宮参りは基本的に身内のセレモニーですが、レンタルの衣装とその後の食事会は、急な日程変更ができるお店を選びましょう。

特に当日具合が悪くなった場合は、レンタル衣装は手元にありますので、返却時期を延長できるタイプのセットがあると安心です。

お宮参りは、七五三のように時期的に集中するものではありませんので、次の借り手がいなければ延長も大丈夫ですが、事前に金額を確認しておきましょう。

塵も積もれば、、、延滞料金が加算されると大変です。 日の良い日も選ぶとなると、2週間くらい借りられるコースだと安心できますね。

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レンタル産着を汚した場合のクリーニング代

子供が具合が悪い時にお宮参りを強行しても良いことはありません。 

主役の体調が悪ければ参加者の皆さんが落ち着かないですし、せっかくの記念写真も良い出来にはならないでしょう。

また、赤ちゃんがミルクを吐いてレンタルの着物を汚してしまう時もあります。 着物を汚してしまった場合はクリーニング代を請求される可能性もありますので「汚しても、そのまま返却OK」というオプションが付いていれば安心です。

注意しないといけないことは、着物を汚してしまった場合に、決して自分では洗ってはいけないということです。

着物の洗濯は繊細で、自分で水洗いしたり、ハンカチを水に浸して拭いただけでも和じみの跡がついてしまい、被害が拡大してしまうからです。不用意に洗ってしまって縮んだりしてしまったら、買取を要求される時もありますから、ご注意ください。

万が一着物を汚してしまったら、着物は洗わず、汚れたまま返却し、何で汚したかを別途連絡しましょう。

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まとめ

子供が生まれてはじめてのセレモニーのお宮参りに向けてポイントを整理しましょう。

主役にふさわしいきれいな掛け着を選択

産着は正絹でも化繊でも大丈夫

男の子の掛け着は五つ紋が基本(一つ紋・三つ紋でもOK)

お宮参りに必要な小物は着物とセットが安上がり

大人の着物も一緒にレンタルでお得

レンタル衣装は飲み食いの汚れも安心

以上を参考に、衣装レンタルを検討してみてください。

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