お宮参りの服装!父親の定番スーツの選び方とネクタイ・シャツのマナー

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お宮参りは主に2つの理由によって生後1ヶ月の30日前後に神社で行われます。(北海道では100日前後と地域によって微妙に違いが見られます)

  1. 子供が無事に産まれたという感謝
  2. これから先の健やかな成長祈願

またマナーやしきたりも時代に合わせて少しずつ変化しています。

今の時代は一体どんな服装をしていけばいいのでしょうか?神社という神聖な場所で行われる行事ですから、きちんとした服装でお参りをしたいものです。

そこでお宮参りの際に、父親がどんな装いをすれば良いのかを基本的な服装のマナーと一緒にご紹介していきます。

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お宮参りの父親の正装はフォーマルスーツ(ブラック)

昔はお宮参りにおける父親の正装は黒紋付きの袴姿でした。ですが、今はお宮参りで和装姿の母親の姿は見かけても、袴姿の父親は見かけないでしょう。現代では、一般人なら正装といっても袴姿だと逆に驚かれてしまいます。

では現代のお宮参りの際の父親の正装とは、どんな服装なのでしょうか?それは、礼服です。礼服といっても色々なタイプがありますが、もちろんタキシードなどではありません。

礼服の中でもブラックのフォーマルスーツが、現代のお宮参りの正装といえるでしょう。ただ礼服用のブラックフォーマルスーツというと、黒のスーツ全般のことを指していると勘違いされるケースが多くありますが、これは間違いです。

黒いスーツは全て正式なフォーマル用という訳ではないので注意しましょう。遠目からパッと見た瞬間は分からないかもしれませんが、黒の色味や生地の実感、デザインなどが異なります。特に屋外ではブラックフォーマルスーツと普通の黒のスーツの違いが顕著に分かるものです。

礼服用は、黒の色味が深く黒のビジネススーツと並べるとその濃さが分かります。

ビジネス用などの黒のスーツは、礼服と比較すると黒の色が非常に薄く見えます。

礼服のブラックフォーマルスーツは、略礼服とも呼ばれるフォーマルスーツの中でも最も気軽に着用できるタイプで、お宮参り以外にも色々と活用の幅は広く間違いのない一着と言えるでしょう。

もしお宮参りのスーツ選びに迷ったら礼服用のブラックフォーマルスーツをお勧めします。

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お宮参りで着るスーツは黒に近い色が無難

ダークカラースーツ

先ほど現代ではお宮参りの父親の正式な服装はブラックフォーマルスーツだとご紹介しました。

ではブラックフォーマルスーツ以外の服装は全てお宮参りの際のマナー違反となるのでしょうか?

実は、礼服ではなくてもブラックのスーツであれば全く問題ありません。また最近では、ブラックだけではなくのダークカラーのスーツでお宮参りに参加する父親も多く見られます。

ダークカラーの注意点

例えば濃紺やダークグレーなどのスーツがあげられます。ただし同じグレーでも黒より白に近いグレーは控えた方が無難です。母親がホワイト系のスーツを着用することは多いですが、父親の白いスーツはお宮参りに相応しくありません。

ブラックフォーマルスーツではなくダークカラーのビジネススーツでも大丈夫ですが、なるべく黒に近い色を選びましょう。

黒のビジネススーツやダークカラースーツの場合、ストライプなどの模様入りのスーツもありますが、なるべく無地、柄入りでもあまり目立たないタイプのほうが無難です。

というのもお宮参りは神社という神聖な場所で行う祝い事であり、主役は産まれてきた赤ちゃんですから、ラフでカジュアル過ぎる服装で目立たないようにしましょう。

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お宮参りでスーツを新調するならオールシーズン用で決まり

お正月やクリスマスとは違って、お宮参りは子供の産まれた季節によって行う時期がある程度決まります。言ってしまえば春夏秋冬のどの季節にもお宮参りを行う可能性があります。

礼服やスーツは生地の厚さや素材の違いにより夏用と冬用、オールシーズン用という3つのタイプに分かれます。

  1. 夏用なら軽く涼しく、暑い日でも快適に過ごせます。
  2. 冬用なら逆に、暖かく保温性が高いという特徴があります。
  3. オールシーズン用は、その名前の通りどの季節にも対応出来るタイプです。

涼しさでは夏用の方が、暖かさなら冬用に軍配が上がるものの、初めの1着としては最適なタイプがオールシーズン用です。もちろん一番着心地がいいのは、お宮参りの行われる季節に合わせた礼服やスーツを選ぶことです。

もし夏のお宮参りに冬用のタイプを着用してもマナー違反にはなりませんので、お宮参りのためにスーツを新調する必要はなく、手持ちの礼服やスーツで大丈夫です。手持ちのものがない、新調を検討しているのであれば、オールシーズン用かお宮参りの季節に合わせて購入すると良いでしょう。

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お宮参りのスーツに合わせるネクタイやシャツのマナー

ネクタイをしめるパパ

父親の服装はブラックフォーマルスーツでもダークカラーのビジネスでもお宮参りに対応できることが分かりました。ですが、気をつけなくてはならないのはスーツのタイプやカラーだけではありません。スーツの下に着用するインナーやネクタイにも注意が必要です。

まずスーツの下は白のワイシャツを着用します。これは、ブラックフォーマルスーツでも、ダークカラーのビジネススーツでも同じです。カラーシャツはお宮参りの席には少しカジュアルな印象を与えてしまうので控えましょう。

次にネクタイの色は選んだ服装によって異なります。

ブラックフォーマルスーツの場合はネクタイはホワイト系やシルバー系のネクタイを合わせます。

ビジネススーツの場合は、明るめの色でお祝いを演出しましょう。淡いブルーやピンク系のネクタイを合わせてもお洒落ですし、えんじのネクタイでピシっと決めるのも素敵です。

1点注意

お宮参りで絶対に選んではいけないのが黒のネクタイです。黒のネクタイは弔事の際に使用するものでお宮参りにはふさわしくありません。例え柄が入っているタイプのものでも、お祝い事であるお宮参りには黒のネクタイは厳禁です。

また気になるのがお宮参りに柄の入ったネクタイは着用可能か?という点です。

お宮参りではフォーマルスーツでもビジネススーツでも、柄入りのネクタイを合わせて大丈夫です。柄入りのネクタイを選ぶ場合は、小紋柄や小さめのドット柄、ストライプ柄がお祝い事の場にふさわしいでしょう。

ちなみにネクタイピンはお宮参りでのマナー違反とはなりません。お祝い事に相応しいネクタイピンでおしゃれを演出して、まわりと差をつけても構わないのです。

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お宮参りの靴選びは黒一択(スーツの色に関係なく)

どんな装いをしている時もそうですが、足元の身だしなみは結構忘れがちです。特にお宮参りで礼服やスーツを着用する際には足元にも気を配る必要があります。

礼服のブラックフォーマルであってもダークカラーのスーツであっても、靴下の色は黒でなければいけません。裾から足首の肌色が覗いたりする事のないように、丈の長めのタイプを選ぶようにします。

また靴も同じように黒で揃える必要があります。ダークカラースーツの場合はお洒落のつもりで黒以外の靴を選びたくなる人もいるかもしれませんが、神社で行うお宮参りでは茶色など他の色の靴は避けましょう。

もし礼服を着用するなら色は黒で内羽根式の革靴を合わせるのが最も品が良いと言われています。内羽根式とは靴紐を外した時に羽根の部分が全開となる靴の事です。

タキシードなどの礼服ではなく略礼服であるブラックフォーマルスーツの場合には外羽根式でもそこまで問題ではありません。ダークカラースーツの場合は色が黒ならビジネスシューズを合わせても構いません。

ローファーには注意

ただ気をつけなくてはいけないのが、黒のローファーや紐のない靴です。お宮参りの際には、ローファーやカジュアルな印象を与える紐のない黒靴は避けましょう。特に脱いだり履いたりするのが楽なローファーは怠け者という意味のある靴ですからお宮参りには合いません

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お宮参りの父親の服装は母親とのバランス重視で

お宮参りの父親の服装で最も大切なことは夫婦のバランスです。これは意外と多くの人が見落としがちなポイント。

釣り合いが取れない例

妻は慶事用の礼服ではない洋服を着用しているのに、夫がフォーマルスーツ。妻が礼服を着用しているのに、夫がダークカラーのビジネススーツ

服装には格というものがあるので、お宮参りの服装を決める時は夫婦できちんと話し合って同じレベルで夫婦の服装の格を揃えましょう。

例えば、夫は妻の服装に合わせた服装を選ぶのも一つの方法です。

妻のワンピースの色に合わせてスーツやネクタイの色や柄を選ぶと隣に並んだ時に絵になりますね。いくらお宮参りの正式な服装がブラックフォーマルスーツだからといっても、夫婦のバランスがチグハグでは統一感がありません。

最近の動向は女性がお宮参りで黒の礼服を着用する人は少なくなっているので、夫側も礼服ではないダークカラーのスーツをお宮参りで着用している人が目立ちます。

お宮参りのママの服装は「参考 お宮参りの母親はどんな服装がいいの?ポイントと対策はこの5つ!」でポイントと対策を確認してみてください。

 

まとめ

以下の点に気をつければ、我が子の大切なお宮参りの服装でマナー違反にはなりません。父親らしい堂々とした姿でお宮参りに臨みましょう。

お宮参りの父親の正装は略礼服

現在は、礼服ではなくダークカラーのスーツでもOK

スーツは季節に合わせなくてもマナー違反にはならない

お宮参りのシャツは白

ネクタイは礼服なら白やシルバーのフォームタイプ

ダークカラーのスーツなら、明るいカラーもあり

靴は紐ありの黒を

夫の服装選びは、妻とのバランスが重要

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