お食い初めとお宮参りは同時でも大丈夫?順番があるの?

お食い初め

「お食い初め」と「お宮参り」が混同されていて

  • お食い初めって、お宮参りと同時でもかまわないの?
  • それとも、やはり順番があるのかしら?
  • そもそも、しなくてはならないものなの?

という不安の声も聞えます。

確かに、最近は「お宮参り」が雑誌などで取り上げられ、その後、便宜的に親戚一同で祝う会食が「お食い初め」として広まっているため、ともすると何の会食か意味不明なまま、みんながやっているから乗り遅れまいと実施している傾向もあるようです。

一般的に、お宮参りは[男の子は生後31日目][女の子は生後32日目]と言われていますが、お宮参りは原則として、赤ちゃんが生まれて初めて生まれた土地の守り神様・産土神(うぶすなかみ)様に参拝する行事です。

初宮参り、初宮詣と呼ぶこともあります。 無事赤ちゃんを出産できたお礼の報告まと、神様に赤ちゃんのお披露目をして今後の生育を祈願してもらうための儀式です。

一方、お食い初めは、ちょうど赤ちゃんが歯が生え始め、離乳食が食べられるようになる時期100日位に実施され、赤ちゃんが将来食べ物に困ることがないように願って行われる儀式です。

ここでも、主役は、他でもなく赤ちゃんになります。ですから「お宮参り」の後に会食をお食べ初めにするのは、母子の体力に支障がなければ問題ないということになります。

つまり、母子の健康次第ということで決定していいのです。もう少し具体的に見ていきましょう。

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 「お食い初め」ってそもそも何?

赤ちゃんは、100日頃に乳歯が生え始めます。「生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて食事をする真似をさせる儀式で平安時代から行われてきたと言われています。

江戸時代になると、魚、5個の餅、吸い物、酒などの膳にのせて供する食物をそろえ幼児に食べさせる真似をしたと言われています。

伝統的な「お食い初め」の形は、一汁三菜の「祝い膳」となります。鯛など尾頭つきの魚、赤飯、焚き物、香の物、紅白の餅、吸い物、歯が丈夫になるようにとの考えから歯固め石が供されます。

「歯固め石」は、地元の神社の境内から授かるもので、儀式が終われば再び境内へ納めます。関西地方では小石の代わりにタコを供する風習が存在します。食器は正式には漆器で高足の御膳にしつらえます。簡単にするなら、祝い膳として、離乳食を用意し離乳食へ切り替えのきっかけとしても構わないとされています。

現代のお食い始めの儀式は、親族の中で長寿の人が行います。これは長寿にあやかる意味があり、男の子なら祖父、女の子なら祖母から行います。赤ちゃんの口に食べ物を運び食べるまねを行います。

お食い初めの食べ方の順番は、ご飯、汁、ご飯 魚、ご飯、汁の順番に三回食べさせるまねをします。「歯固めの儀」のいわれは「小石のような硬いものでも食べれるぐらい丈夫な歯を授かるようにという願いを込めたものとされています。

歯固めの儀

1.小石を用意する。

3個の地域が多いのですが、何故3個かはこれといった説はないそうです。

2.小石を赤ちゃんにかませる。

かませるのが難しければ、小石に触れた箸を赤ちゃんの口に触れて「歯が丈夫になりますように」と祈願するのです。

3.小石を半紙に包み臍の緒と一緒に保存する。

氏神様から頂いてきた場合は、その庭にお返しておくとか言われますが、地域によって様々です。

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「お食い初め」の食事とは

祝い膳

お食い初めの食事の中身は、尾頭つきの魚、赤飯、焚き物、香の物、紅白の餅、吸い物などです。外食にこだわらず、自宅で用意しても良いのです。おめでたいもの、縁起の良い物が好まれます。

用意するもの 内容/説明
ご飯 お赤飯
縁起物として海老  海老は長寿を表わし、赤ちゃんが長生きするようにという願いがこもった献立になっています
煮物 旬の野菜を取りいれ、季節感のある材料を用います
昆布 「よろこんぶ」の語呂合わせとして用いられます
酢の物 バランスの良い献立になります
香の物 彩り薫りよく仕立てます
汁物 改まった席にはすまし汁が用いられます

これらの料理に加え、丈夫な歯が生えるように歯固めの小石と、長生きできるように梅干を添える習慣もあります。

また、二の膳として、紅白の餅を五つ添えるのが本格的なものです。ちなみに、食器は全て新しいものが揃えられます。膳は足がついたもの。原則的に祝い膳としては、食器は正式には漆器で高足の御膳にしつらええます。

器の漆の色も赤ちゃんの性別で異なり、男児は内外ともに赤色で女児は黒色で内側が赤色である漆器になりますが、漆器は手入れが大変なので、現代では、子供用の食器セットが販売されています。

日常的に使用するものなので、そうしたものを買い求める家庭が多くなっています。神社によっては、お宮参りの授与品にスプーンや箸のセットをつけてくれるところもあります。

自宅でこうした祝い膳をつくるのは大変な作業でもあります。そういう場合は、お取り寄せとか、外食をしてもいいでしょう。

なお、割烹とか料亭などですと、お宮参りセットというものも用意されています。個室もあるところを選べば、赤ちゃんの泣き声も気にしなくてすみますし、赤ちゃん用ベッドを用意してくれる店もありますから安心できます。

お食い初め膳も用意してある店もありますから、華やかな祝い膳は、思い出づくりに一役買ってくれるでしょう。

都内で食事をする場合の予算は『お宮参り後に食事?「自宅・都内」プランで必要な予算とは?』を参考にしてください。

ご自宅でお食い初め料理を食べるならこんなサービスがあります。

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お食い初めとお宮参りの日程は個別な事情と状況から判断してOK!

カレンダー

赤ちゃんは、体力及び免疫力なども充分でなく、ちょっとしたことで病気に掛かりやすいということを忘れてはいけません。

長時間の外出は控え、外出中でも休憩も必要となってきます。暑さ寒さや直射日光、紫外線に注意が必要なので、暑い真夏のお参り、寒風吹きすさぶ真冬のお参りも難しいでしょう。

真冬の早産で寒い地域だったので、お食い初めを100日で、お宮参りは5ヶ月目で執り行ったという方の事例がありました。また、1月生まれだったので、2月では極寒で無理なので、4月に暖かくなったらお宮参りに行こうということになり、結局「お食い初め」の時期と重なったというケース。

このように各家庭には、生まれ月、赤ちゃんの体調など、様々な事情が関わってきます。また、ママたちの産後の肥立ちの状態も、一様ではありません。そういう状況下、みんなと同じパターンで同じ行動をするということは無理なことです。

「ママが、子供の体調にも気を遣い、一番良いと思った日でお宮参りする」の形が、結局は無理のない計画が立てられます。細々としたしきたりにこだわらず、ひとえに赤ちゃんの健やかさを願い、その体調からスケジュールを立てていけば、神事といえどその行事に相応しい日とすることができるでしょう。

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お食い初めの100日にお宮参りを合わせる方が合理的!

お宮参りは31日位ですと、新生児期の赤ちゃんは、首もすわっていないし、体温調節もうまくできていなくて免疫機能も整っておりません。

また、ママにしても、産後間もない頃で、デリケートな時期でもあります。こういう状況の下で、赤ちゃんは、体調を崩したりしないとも限りません。

この頃の赤ちゃんは、気温の変化に対応できませんので、衣服やおくるみなどで気を配り適温にしなければなりません。しかも、免疫力のない赤ちゃんの感染にもかかりやすいのです。

特に、暑さ寒さ直射日光などに注意するのはもちろんのことですが、交通機関も混む時間帯は避けなければなりませんから、お宮参りに行くのにも、ママは気を使います。

ところが、三ヶ月を過ぎて100日経つと、赤ちゃんは歯が生え、首もすわり、免疫力も出てきて、外出に充分耐えられるようになります。ママの方も、お産疲れを脱してすっかり元気を取り戻しているでしょう。

このように考えますと、「お宮参り」も「お食い初め」も100日に合わせてしまう方が、合理的かもしれません。

北海道や東北地方の寒冷地区では、物理的に31日では赤ちゃんもママの体力も無理だということで、最初から100日にお宮参りを設定しているところもあります。確かに生後31日よりも100日のほうが、健康面での懸念も少なく、参加する義理の父母も、ゆったりと余裕を持ってお祝いができるのではないでしょうか。            

まとめ

いかがでしたでしょうか。

せっかくの赤ちゃんの思い出づくりと張り切りすぎて、ママも周辺の方々もついつい無理をしてしまいがちです。頑張ってみたものの、結構しんどかったというママも少なくありません。

「お食い初め」と「お宮参り」は同時でも大丈夫で、順番はありません。どういう時期に、どう参拝するのかは、それぞれの赤ちゃんとママの体調とか事情とを鑑みて、あなたに最適なお宮参りを実現すればいいのです。

極端なことを言えば、お宮参りをしなかった方もいらっしゃいます。帝王切開でお産したケースとか、赤ちゃんが未熟児でその後の入院が長く、気付いたら三ヶ月をとうに過ぎてしまったとか十人十色の事情があります。ですから、それぞれの事情に合わせて、時期や規模を決めていけばいいのではないでしょうか?

それで怒るような心の狭い神様はいません。

お産の肥立ちは、ちょっとつまずくとメンタルの部分に影を落とすこともあります。余り焦らず、気負わず、マイペースを崩さずに、赤ちゃんの体調や天候にも見定めて、一番良いと思われたその日こそ、お宮参りにふさわしい日になるでしょう。

ぜひ、あなたの赤ちゃんの思い出に残る素敵な「お食い初め」と「お宮参り」を実現してください。

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