くまのじんじゃ 熊野神社

熊野神社の詳細とアクセス情報

熊野神社のお宮参り情報

熊野神社の由緒・歴史

縁談・安産の守り神「伊邪那美之命（いざなみのみこと）」、火の守り神「火迦具土之命（ひのかぐつちのみこと）」、無事息災・家内安全の「天照皇太神（あまてらすおおみかみ）」、肉体守護の守り神「須佐之男之命（すさのおのみこと）」災難厄除の守り神「厄除八幡之神（やくよけはちまんのかみ）」を本殿の御祭神に祀る。

また、商売繫盛の「末広大明神」、学業成就の「鹿塩天満宮」など四社の末社がある。創建は不詳だが、平安時代末期と考えられている。大正十年に阪急電車開通のため境内地が二分された。

奈良春日大社より一年に一度、牡鹿、牝鹿の背にお供物を負わせ、当神社に参拝するならわしとなっていたが、ある年に神社の近くで牝鹿の姿が見えなくなってしまい、嘆いた牡鹿が死んでしまった。村人は牡鹿を哀れみ、鹿の屍を丁重に塩でとりまき、春日の宮に送り届けた。このことにちなんで村名を「鹿塩」と名付けることにしたそうである。また、その日十月十一日を神社の秋祭りとし、今日まで続けて祭礼が行われている。