熱田神宮のお宮参り概要
上段(項目) | 下段(詳細) |
日付 | 2015/3/14(土) |
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天気 | 小雨のち晴れ |
参加者 | 私、主人、息子、私の両親、主人の両親 |
所要時間 | 60分(待ち時間含む) |
事前予約有無 | なし |
初穂料 | 熱田神宮のお宮参りへ行ってきました。 初詣にしか行ったことがないので、屋台が沢山ならんでいる雑多なイメージでしたが、 とても静かで緑に囲まれており空気の澄んでいる場所でした。 受付け場所は神楽殿の左にある授与所で建物の中ではなく、外に作られていました。 また、お宮参りだけではなく、安産祈願などに来ている方もおり、行ったのが土曜日ということもあってか人がとても多かったです。 金額は3種類から選ぶことができました。 6000円、8000円、10000円以上です。納める金額によって最後に頂けるおさがりの品が変わってくるようです。 私は10000円を収めて、頂いたおさがりは「神札・神箸・木のスプーン・お神酒・スルメ・とろろ昆布・お茶・お菓子」でした。 神札には名前は入っていませんでした。 少し残念な気がしましたが人が多いので時間を短縮する為かな・・・と、 少子化の中やはり熱田神宮は人気のある神社なのだなと思いました。 |
授与品 | 神札・神箸・木のスプーン・お神酒・スルメ・とろろ昆布・お茶・お菓子 |
母の服装 | 着物(自前のもの) |
赤ちゃんの服装 | ご祈祷時は白いベビー服、写真館では私のお下がりのベビードレス |
父の服装 | スーツ |
その他の参加者の服装 | 祖母:着物 祖父:スーツ |
記念写真の撮影場所 | 神楽殿横の石碑の前 |
記念写真を撮影した写真館 | たから写真館 |
熱田神宮のお宮参り体験談
2015年2月に私と主人待望の子どもが生まれました。初めての出産だったこと、私と主人の両親にとっても初孫だったこともあり、それはとても喜んでいました。
愛知県名古屋市出身だった私は、子どもをどうしても自分が生まれた病院で生みたく、里帰り出産をしました。子どもが生まれてから少しだけ子育てに慣れてきた頃、母から「お宮参りはどうするの?」と言われたのです。
お恥ずかしながら私はお宮参りとはどういったものなのかよくわからなかったのですが、両親曰く安産祈願をしたならば、無事生まれてきた子どもを神様に見せに行かなければならない・・・と言われ、それもそうかと思い調べてみると30日前後で連れて行く人が多いと書いてあったのです。
てっきり100日あたりでも・・・と思っていたのですが(実際100日で行く方も多いそうですが)せっかく実家に帰ってきているなら、家に戻る前に私が生まれた時にお宮参りへ行った熱田神宮へ行こうかなと思い主人と両親に相談したところ、主人の両親も参加してくれるとのこと。母が着物を着たいとのことで合わせて義母と私も着ることになりました。
が、正直、産後4時間おきに授乳する身としてはとても諸々の手配の準備は全部できない!と思い、主人には日程合わせ、父には義父母のホテルの手配と食事の手配、母には自前の着物の合わせと着付けの予約を、写真館は親戚に熱田神宮近くの写真館にツテがあるとのことで予約をお願いしました。
子どもに着せるベビードレスは私がお宮参りの際の着ていたものをクリーニングしてもらい写真館での撮影時に着せることにしました。
きたる3月14日、六曜はチェックせず各自が集まりやすい土日を選びました。
朝から着付けをしてもらい意気込んでいたのですが、心配だったのは授乳のこと。着物だと母乳パットを変えられないと思い、着付けの前に子どもに授乳させたのですがその日はお腹が空いていなかったようであまり飲んでは貰えず、溢れるよりはと思い搾乳して対策をしました。
朝は小雨が振っていたのでですが、着付けが終わる頃には晴れていて、主人、義父母とも合流しいざ熱田神宮へ!ここまでは比較的順調だったのですが、問題は熱田神宮へ着いてから起こることに・・・
熱田神宮のお宮参りは予約不要で8時30分~16時までの間に伺えばできるとのことで、特に待ち時間等を想定せずに行ったのですが、神宮へ到着すると母が「義母の着付けの時間まであと20分しかない」と言い出したのです。
てっきり私の中では皆でお宮参りをし、終わってから写真館へ行き、義母の着付けをしてもらう予定で、写真館にもそう伝えていると母から言われ主人達にもそう伝えていたのですが、予定と違うことに周りが困惑。
お宮参りが終わったあとでも良いのではと提案すると「写真館の都合があるから」と初穂料1万円を納め(祝儀袋などには入れず現金をそのまま渡しました)、そそくさと母は義母を連れて写真館へ・・・結局お宮参りは私、主人、父、義父の4人で行くことになりました。
お宮参りが行われる場所は神楽殿という本宮から授与所を挟んで奥にある建物で、外観並びに館内はとても綺麗な場所でした。個室の授乳室や待合室には哺乳瓶を冷やす場所もありとても快適でした。
待ち時間は20分前後でしたが子どもが泣くこともなく、初穂料を収めときに渡された襷を子どもにかけたり(本来子どもの父がかけるそうです)、外にある礎の前で写真を撮ったりして時間を過ごしました。時間はお昼過ぎでしたが人はそこまで多くなくお宮参りに訪れていたのは4~5家族でした。
ご祈祷の時間になると巫女さんが案内をしてくださり本殿の中へその際に主人に榊が手渡されました。席は300くらいでしょうか、とても広く子どもが泣くと響き渡るのではと少し緊張していましたが泣くこともなく、主人が榊を神様へ納めて無事に終わりました。
時間は20分前後だったかと思います。帰り際にお下がりを頂き、お宮参りは無事終了。
その後は写真館での撮影に1~2時間、着物から私服に着替えて名古屋JRタカシマヤへ移動し、予約していた懐石料理屋で皆で夕食を頂き義父母と別れました。
今朝は万全だった授乳対策も、義母の着付け問題以降落ち込んでいた私は、搾乳や授乳せず子どもにはミルクを与え続け、やっと授乳できたのは夕食時の会席料理屋で私服が濡れていると気づいた時でした。
主人が沖縄の人なのですが後々確認したところ、お宮参りという風習はなかったので、主人の両親共に初体験だと言っていました。諸々予定外のことが起きてしまい本当に義母には申し訳ない思いをさせてしまいました。
もしもう一人が子どもを授かったときは出産準備リストに必須項目として「お宮参り」を入れておき無理の内容に計画してからお参りへ行こうと思いました。